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松山カヌークラブメンバー6名(うち、小歩危デビュー2名)+1名とともに心強い小歩危デビュー。
最初の大きな瀬の「カヤブキの瀬」では、波が高く、瀬に突っ込むと自分がどのような体勢にあるのかも分からないほど目の前が真っ白になった。
こんなところで沈してしまうと「何が何だか分からない状態」になるだろうなとビビリが入ってしまった。
次の「森囲いの瀬」では、上段の瀬の途中でエディーをとって、次に向かう途中で沈したのかどうかは忘れてしまったが、起きあがったときに後ろ向き状態になり、このまま下側の瀬に突入となった。
あえなく沈して、そのまま凄いスピードで流された。
頃合を見計らって、ロールで起きあがろうとしていたときに体に激痛が走った。川底の岩にぶつかったのだ。そして、体がひるんで腕が下がったのか、パドルも川底にすくわれてしまった。
「何でパドルまで取られなければいけないんだ!」と、かなり動揺した。「ひよっこなんかが来るところではない!」と、小歩危にたしなめられた気分になった。
やむを得ずカヤックから脱出して瀞場まで流された。
痛みのせいか、「川に取られたパドルはどうでもいい。」と思うほど、すっかり意気消沈した。ヘルメットを被っていたにも拘わらず側頭部が腫れてズキズキし、肩も腕が上がらないほど大きく腫れあがった。(病院の診察の結果、打撲だけで済んだ。)
パドルは参加メンバーの一人が川底を突っついて探し出してくれた。(よく見つけられたものだと激痛のなか驚いた!)
その後いくつかの瀬を、痛さを耐えてクリアし、「大滝」の直前で大事をとって上陸することにした。リタイアしても、車を取りに何キロも歩かなければいけなかった。
小歩危デビューは失敗となったが、大けがにならず、水の力のすごさ、川の恐ろしさが身に染みて分かったので、結果的によかったと思う。
小歩危は、まるでジェットコースターみたいで、とてもスリリングで興奮した。
激流の中でも不意に沈してしまわないようなテクニックを身につけて、できるだけ早く再チャレンジしたい。 |