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エディー・キャッチ

 
増水の大歩危

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 前日の雨で歩危の水量は800トンにまで達していたが、当日は200トンに下がった。それでも結構な水量に、何が待ちかまえているのだろうかと不安に思いながらも、歩危に向かった。吉野川沿いのコンビニ横の小さな神社で、10円を越える賽銭はしたことのない私が100円を投じて安全祈願した。

 大歩危スタートの豊永に、吉野川沿いを上って向かっていると、何だか凄いことになっている瀬がちらほら見える。スタート地点では、みんなのプレイボートが並ぶのを見ながら、「2つの艇で昔の艇くらいだよな。こんな艇でビッグウォーターを下ろうというんだから、クレイジーだよな。」と思わず感慨にふけった。

 大きなうねりが立っている瀬では、2mほどの大きな上下動のなか、必死のパドリングも歯が立たず、自分の非力さをむなしく感じた。瀬では至る所にホールが出来ているので、それに捕まらないように流れをよく見ながら漕ぎ進む必要があった。

 ルート取りさえしっかりしていればそれほど危ういものではなかった。あまりにドキドキし過ぎて損したなという感じだ。水量が多い方が、沈したときに岩にぶつかる危険性が小さいだけ安心だと思った。

 そういや、10円の賽銭しかしなかった仲間は、何でもないところで沈脱してたっけ!

三段の瀬

一体どこを通ったらいいのだ!という感じだが、「ホール」や「横から巻き込んでくるようなうねり」をうまく避ける直線的なルートがあったため、しっかり漕いで通り抜ければ、案外何てことはなかった。

国境の瀬

十分下見したにもかかわらず、瀬の入り口でいきなりミスコースしてしまいそうになる。上陸して岩の上からルート確認しても、いざ艇に乗り込むと景色が全く異なる。
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