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何度も自転車をそのままにして帰ろうかとは思ってみたものの、遙か北海道の地に私の自転車はどうなっただろうかと、心残りを作ってしまうことに抵抗があった。休み休みで何とか自転車を片づけた。車に積み込むまでに1時間もかかった。
身体が普通ではない。でも救急車を呼べば、もう帰りのフェリーに完全に間に合わなくなる。
辛抱して港に向かった。途中、痛さに耐えきれず、何度も休憩した。そして、何とか帰りのフェリーに間に合った。
フェリーに乗り込んだものの、もう立って歩ける状態ではなくなっていた。近くにいた乗客に船員を呼んできてもらい、車椅子で船室まで運ばれた。船旅ずっと寝込んでいた。
寝込んだ後は何とか立ち上がれるほどに回復して、舞鶴から松山まで12時間かけて帰ってきた。
病院で診てもらったら、特に悪いところはなく、一時的にパニックに陥って極度に身体の調子がおかしくなったのではないかとのこと。
とてもパニックで済まされる出来事ではなかった。
腰を曲げたかっこうで農家に助けを求めたり、フェリーの中で車椅子で運ばれたりと、こんなブザマなことは生まれて以来経験したことがない。 尻別川を軽くみたので、尻別川のお怒りに触れたのだろうか?
おかげで今回の旅は、一生の思い出となった。
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