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熱中症(熱射病、日射病)
 水遊びといえども、夏の太陽を直接皮膚に浴びると、ジリジリ焦げるような思いをします。楽しく遊んだ後も、日焼けで、数日は皮膚がひりひりして、疲労もなかなか抜けません。
 夏の暑さとうまくお付き合いしながら、楽しいカヤック・ライフを送りましょう!

 運動中特に注意する点は、どんどん水分を取って、汗をかくということです。
 汗は蒸発するときに身体から気化熱を奪って、体温を下げる効果があります。暑いときは、どんどん汗をかいて体温調整しなければなりません。水分が不足すると汗が出なくなって、体内に熱がこもって、熱射病になります。 

熱中症とは
 暑さによって引き起こされる様々な体調不良の症状です。熱射病、日射病ともいいます。
 めまい、疲労感、虚脱感、頭痛、失神、吐き気、嘔吐、意識障害、おかしな言動や行動、過呼吸、ショック症状などがあります。
 暑い季節には、よく眠れなかったり、疲労が取れにくかったりします。疲れているにもかかわらず、さらに運動してしまうと疲れはますます蓄積され(慢性疲労)、ケガの誘発を招きます。
 厳しい気象条件下、特に気を付けて、疲労を最小限に止めたいものです。
スポーツ時の熱中症予防策
体調や環境を十分に認識して、それに適した休憩や運動強度の調整を行う。
暑さにまだ慣れていない人、睡眠不足の人、疲労感のある人は十分に注意!
特に飲みたくなくても定期的に適量の水分補給を行う。(注1)
暑さに適した衣類を身につける。(注2)
日焼け防止策をとる。(服装、日焼け止めクリームなど)(注3)
我慢、無理は禁物!
ときどきロールしてクールダウンを図る。なお、体力の消耗が大きい「沈脱」はしない。(~_~)v
熱中症の手当
 手当の基本は、「休息」と「冷却」と「水分補給」です。
注1:水分補給
 身体から出てしまった水分と塩分を補給します。補給しないと脱水症状により体調不良に陥ります。
 注意点として、水分だけを補給すると、体内の塩分濃度が薄まり、身体はさらに水分を放出して、一定の塩分濃度を保とうとします。しがたって、水分とともに塩分を補給することが重要です。
 スポーツドリンクは塩分に加えて糖分を足すことによって、エネルギーの補給と飲み口の改善を図っています。一般的にスポーツドリンクは濃度高いので、2倍程度に薄めても良いらしいです。(適量濃度は塩分0.1〜0.2%、糖分3〜5%)
 また、「喉が乾いたな」と感じたときには、既に身体は脱水症状です。運動能力の低下も出てくるので、運動強度や暑さに応じて早めの補給に心掛けると良いでしょう。
注2:服装
 日焼け防止のためには、皮膚の露出を最小限とするような服装が望まれますが、熱がこもることにより熱中症が発生して運動能力の低下を招く場合もありますので、衣類の選択には注意しましょう。
 また、紫外線を防ぐためには濃い色の衣類の方がよいのですが、濃い色は熱を吸収しやすいため運動のときは避けた方がよいでしょう。
注3:日焼け止めクリーム
 紫外線は波長領域により、A波(UVA)〜C波(UVC)に分類されます。
 太陽紫外線のうち、B波の一部とC波はオゾン層に吸収され地表には届きません。
 地表に届く太陽紫外線はほとんどA波ですが、量的に非常に少ないB波が非常に危険であると考えられています。これは、波長の短い紫外線ほどエネルギーが大きく、生体をはじめ各種の物質に与える影響が大きいからです。
 SPF(Sun Protection Factor)は、サンバーン(主にB波による日焼けで肌が赤くなること)防止効果を示す数値。「SPF 50」とは、素肌状態から50倍のブロック効果があることを意味します。
 PA(Protection Grade of UVA)は、即時黒化(主にA波により一時的に皮膚が黒くなる現象)を利用したA波の防止効果を示す指標です。
  ・PA+(UVA防止効果がある)
  ・PA++(UVA防止効果がかなりある)
  ・PA+++(UVA防止効果が非常にある)
【参考】
 運動することとはある意味、身体に負担を加えることによって身体を疲れさせることといえます。しかし、十分な休息によって疲れは癒え、体力が以前より増加します。
 疲れが回復していない段階で、さらに過大な運動をしてしまうと体調が崩れるばかりか、体力の低下を引き起こし、ケガの危険性も大きくなります。また、増大した疲労を回復するのに長時間を要し、定期的・効率的な運動に支障を来します。
 体調の良いときに適度な運動を行うことを繰り返すことによって、体力増強や運動機能向上などの運動目的を効果的に得ることができます。